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    <title>商品ネーミングの普通名称化</title>
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    <updated>2011-02-13T08:41:39Z</updated>
    <subtitle>商品ネーミングの普通名称化について説明しているサイトです。</subtitle>
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    <title>事例：招福巻</title>
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    <published>2011-01-31T18:27:45Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:41:39Z</updated>

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        <category term="商品ネーミング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>大阪の中央区に本社を置く老舗寿司店・『小鯛雀鮨　鮨萬』は、1653年の創業以来材料へのこだわりとその優れた技術によって、消費者から大きな信頼を得ています。</p>
<p>もともとは魚屋であったこの店は、その傍らで作って販売していた"小鯛雀鮨（こだいすずめずし）」"の人気が高まって事業を拡大し現在に至っているわけですが、350年もの長きにわたって大阪を代表する寿司店として食の文化を築き上げてきた功績は、非常に高く評価されています。</p>
<p>また自らが考案した節分巻きずしを『招福巻』と名付けて1988年には商標登録を終えていました。</p>
<p>ところが大手スーパーのイオンが節分用の巻きずしに『十二単の招福巻』という名前をつけて販売するようになったために、"小鯛雀鮨　鮨萬"は2008年に大阪地裁に訴訟を起こしました。</p>
<p>これに対して2008年10月の一審・大阪地裁の判決では、辞書には"恵方巻"と掲載されていることからも"小鯛雀鮨　鮨萬"が商標登録している『招福巻』という名称は、普通名称とは認められないが、イオン側がつけた『十二単の招福巻』という名称はこれに類似しているために"小鯛雀鮨　鮨萬"がもつ商標権を侵害しているということで、イオンには損害賠償金の支払いと商品の差し止めが言い渡されました。</p>
<p>この判決を不服としたイオンは控訴し、次の第二審・大阪高裁では『招福巻』の名称は2006年以降にはすでに多くのスーパーで『招福巻』の名称が用いられて、それを特定の業者の商品であると認識するものはいなかったことから、その商標はすでに普通名称化しており、商標権の効力は及ばないという判断が2010年1月になされていました。</p>
<p>さらにこの判決を受けて"小鯛雀鮨　鮨萬"は上告し『招福巻』の名称の使用差し止め等の請求を起こしましたが、最高裁は同年の10月にはその上告を受理しないという決定を下し、イオンが逆転勝訴した二審の判決が確定することになりました。</p>
<p>これも、『招福巻』という商標に対して普通名称化が起こっていたのかどうかという点が争点となっています。</p>]]>
        
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    <title>事例：正露丸</title>
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    <published>2011-01-31T18:26:37Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:41:49Z</updated>

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        <category term="商品ネーミング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>ラッパのマーク"大幸薬品の正露丸"と言えば、日本人なら誰でも知らない人はいないほど有名ですが、<br>
  太平洋戦争が終わるまでは"征露丸"と表示されていました。</p>
<p>これは、日露戦争で衛生状態の悪い地域に行った時の下痢止めとして開発されていたという歴史的背景から、ロシアを倒すという当時の軍人たちの強い意志の表れであったようで、その名前が時代にそぐわなくなったために後に名称変更されたようです。</p>
<p>また商品名の上に大きく描かれているラッパのマークは、日清戦争の時に敵の銃弾を受けても決して進軍ラッパを離さなかったという"木口小平"という兵士のエピソードにちなんで考案されたもので、当時を知らない人にとってこのマークは全く意味の分からない不思議なものであるにちがいありません。</p>
<p>この"正露丸"という商品名は、"大幸薬品"が商標登録をしていますが、最高裁では1974年にすでに普通名称化しているという判決が下されており、現在はどこの製薬会社が同じ名称で商品を販売したとしても商標権の侵害にはなりません。</p>
<p>その結果、実際に『正露丸』とネーミングされた商品が、現在の時点で30種類くらいにのぼると言われています。</p>
<p>それらのパッケージを見ると、どの社のものもオレンジ色の地色の周囲に黒の飾り罫があって、縦に"正露丸"と書かれていて、その上にマークが描かれているのですが、これだけ多くの部分が似ていると、パッと見たときにどれが本物なのか見分けがつかなくなります。</p>
<p>そして冷静になって眺めてみると、マークが王冠であったり、熊であったり、鳩であったり、イカリであったりしますが、最初に目に入るパッケージの地色が"大幸薬品"のものと同じオレンジ色であるという時点で8割～9割程度消費者の意識の中で両者が重なってしまいます。</p>
<p>このようなことから過去には社名をめぐって訴訟にまで発展することもありましたが、殆ど原告の"大幸薬品"側の言い分が却下されているようです。</p>
<p>けれども個人的には、"大幸薬品"の味方をしたくなるほど普通名称化によって起こされた他社の行為には、裁判では罪に問われないとはいうものの何となくすっきりしないものを感じます。</p>]]>
        
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    <title>事例：エスカレーター</title>
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    <published>2011-01-31T18:25:46Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:41:53Z</updated>

    <summary>jirei</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p> "エスカレーター"が世界に普及し始めたのは、1900年に開催されたパリの万国博覧会にアメリカの"オーチス・エレベーター社"が発明家のチャールズ・シーバーガーが発明したものを"エスカレーター"として出品してからだと言われています。</p>
<p>これは、出品前にすでに"オーチス社"が"エスカレーター"として商標登録していたもので、その由来は社がすでに開発していた"エレベーター"ではなく、ラテン語で"はしご"を意味する"scala"でした。</p>
<p>私たちは、ものごとが段階的に程度を増していくことを表現するのによく「......が、エスカレートする」という言葉を使うことから、"エスカレート"という動詞がもともとあって、そこから"エスカレーター"という名詞ができたと想像してしまいがちですが、この単語はエスカレーターが開発されて20年以上経ってからできたもので、その意味も「エスカレーターを使って上昇・下降する」となっています。</p>
<p>商品が開発されて、それがきっかけとなって正式な新語として認められるというのはそう頻繁にあることではないことから、エスカレーターはそれほど大きな発明であったことがうかがえます。</p>
<p>このような背景もあって、"エスカレーター"という名前の人々への浸透力にはすさまじいものがあり、"普通名称化"の進んだこの言葉の商標権を、 "オーチス社"は結局放棄せざるをえなくなったのだそうです。</p>
<p>ところで日本にエスカレーターが最初に登場したのは、1914年、大正3年で、東京の上野で開催された大正博覧会の会場に、会場同士をつなげるためのものとして設置され、秒速30cm程度でゆっくり動いて訪れた人たちを感動させたと言われています。</p>
<p>そして同じ年に、東京日本橋の三越呉服店（：現在の三越百貨店）にも本格的に設置されて話題となりましたが、1923の関東大震災で焼失してしまいました。</p>
<p>現在ではスーパーや、病院、ホテル、デパート、駅、劇場などとあらゆる場所で見かけることができますが、これまでには安全性や乗り心地、設計、材質などさまざまな面で試行錯誤がなされてきました。</p>
<p>日本では1900年に"エスカレーター"という名称が商標登録されて、保護期間の50年が経過するまでしばらくは誰に侵害されることもなかったようですが、保護期限の切れた1950年あたりから一気に普通名称化が進みました。</p>]]>
        
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    <title>事例：チューハイ</title>
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    <published>2011-01-31T18:23:01Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:42:13Z</updated>

    <summary>chuhai</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>焼酎は穀物などの原料を発酵させてできたワインやビール、清酒などの"醸造酒"をさらに加熱・蒸留して作った"蒸留酒"で、これにさらに果物などを加えてその成分を抽出したのが梅酒やリキュール類などの"混成酒"です。</p>
<p>また、"蒸留酒"の1つである焼酎は"甲類"と"乙類"の2種類がありますが、これは焼酎の優劣を表現したものではなく、単に酒税をかけるために分類されているのだそうです。</p>
<p> "甲類"はいも類や穀物の原料を発酵させて、連続式蒸留器という純度の高いアルコールを生成することのできる機械で蒸留されて85度～97度になったものを水で薄めて36度未満に調整しているもので、"チューハイ"を造るのに適していると言われています。</p>
<p>また"乙類"は伝統の技術によって造られた本格焼酎と言われるもので米を原料にして本格的な製造方法で作られ、単式蒸留器という機械で蒸留されています。</p>
<p>よく"乙な味"とも言われるようにその味わいの深さが売りで、蔵主の渾身の作品として有名なものがたくさんあります。</p>
<p>ところで、"甲類"から造られる"チューハイ"は"焼酎+ハイボール（：ウィスキーを炭酸で割ったもの）"を略した呼び名で、下町の酒屋などではかなり以前から使われていたようです。</p>
<p>日本で最初に正式な"チューハイ"が発売されたのは1983年の7月で、"東洋醸造"からビン入りチューハイ『ハイリッキー』が、そして翌年の9月には缶入りチューハイ『ハイリキレモン』、『ハイリキ青りんご』が発売されました。</p>
<p>その後"東洋醸造"は"旭化成"と合併し、『ハイリキ』シリーズは"旭化成"の酒類事業部から販売されていたのですが、まもなくして"アサヒビール㈱"に営業譲渡し、その販売戦略が功を奏して1985年には、缶チューハイは女性や若者たちの間で大ブームとなりました。</p>
<p>中でも特にチューハイに力を入れていたのは"宝酒造"で、商標登録をしようとした時点で、すでに"チューハイ"は一般名称と考えられていたために、仕方なく前に"缶"の文字をつけて『缶チューハイ』として登録したのだそうです。</p>]]>
        
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    <title>普通名称化した商品ネーミング事例</title>
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    <published>2011-01-31T18:22:10Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:42:16Z</updated>

    <summary>products</summary>
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        <![CDATA[<p>普通名称化した商標は有名なものだけでもかなりの数になりますが、ここでは実際にその中のいくつかあげて見てみることにしましょう。</p>
<p>≪ひよ子≫......九州ではこの名前を聞くと誰もが、福岡市の老舗菓子メーカー『ひよ子』が販売しているひよ子の形をした『銘菓ひよ子』というかわいいおまんじゅうを思い浮かべます。</p>
<p>以前コマーシャルで「頭から食べようか、しっぽから食べようか」と迷うシーンがあったのですが、いざこのお菓子を手にして食べようとすると、そのかわいらしさから本当に誰もが「頭から食べようか、しっぽから食べようか」と迷ってしまうのです。</p>
<p>≪ひよ子≫はこの商品をすでに商標登録していたのですが、これに対して和菓子メーカーの"二階堂"が登録取り消しを求めて訴訟を起こしました。</p>
<p>そして最終的には「鳥の形をしたお菓子は、昔からよくあるありふれたものである」という理由で普通名称化が指摘され、『銘菓ひよ子』の商標登録は取り消されたのでした。</p>
<p>≪バンドエイド≫......『バンドエイド』と言えば"ジョンソンエンドジョンソン"の絆創膏につけられた商標登録済の商品名なのですが、けがをした時にはとっさに「バンドエイド！バンドエイド！」と声に出てしまうほど馴染みのある名称ですね。</p>
<p>本来なら"絆創膏"と言うべきところを私たちは、言い易いからかつい"バンドエイド"と言ってしまいますが、これによって普通名称化が進んでいくのですね。</p>
<p>また同じようなものに『カットバン』があり、これもよく使われていますが"祐徳薬品"の登録商標だということは殆ど誰も知らないのではないでしょうか。</p>
<p>≪ウォークマン≫......『ウォークマン』はソニーの登録商標ですが、このように小型のプレーヤーが登場したのはこの商品が初めてであったためにその印象は強く、一般名称で"ヘッドホンステレオ"と言うべき時でも、つい"ウォークマン"と言ってしまいますね。</p>
<p>これなど非常に普通名称化しやすい名称ですが、一旦普通名称化してしまうとメーカーは大きな損害を被ることが予想されます。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>商標問題について</title>
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    <published>2011-01-31T18:19:41Z</published>
    <updated>2011-02-13T05:22:02Z</updated>

    <summary>problem</summary>
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        <category term="商品ネーミング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>たとえば一般家庭でつくられてきたお寿司のことを昔から"田舎ずし"と呼んでいる地域があったとします。</p>
<p>その地域のお店では、スーパーなどでも"田舎ずし"という名称で家庭的なお寿司が売られています。</p>
<p>さらに飲食店には"田舎ずし"という名前のお店があったり、"田舎ずし"というメニューがあったりして、この地域では"田舎ずし"という名称は、普通名詞として誰もが自由に使って商売を行ってきま<br>
  した。</p>
<p>ところがそこに全国でチェーン展開を進めている新しい★★料理店が建ち、しばらくするとそこでも"田舎ずし"というメニューが取り入れられましたが、店主は自分で創意工夫した部分が多いことから他の競合店にアイデアを盗まれる前にと思って、『田舎ずし』という名称で商標登録申請を行い、申請は受理されました。</p>
<p>するとこれまで普通名称だと認識して自由に使ってきた多くのお店は、これによって突然その名称を使えなくなってしまいました。</p>
<p>ところで、消費者にとって最優先されるのは商標云々ではなくて品質や価格などですので、★★料理店の開発した『田舎ずし』が話題になって人気が高まれば客はそちらに流れ、これまで地元で営業活動を行ってきた料理店は客を取られた上に『田舎ずし』という名前まで使えなくなって、まさにダブルパンチをくらった状態になってしまいました。</p>
<p>★★料理店にはこの名称の使用権と、さらに不正に使用された場合は使用を中止することを請求する権利と使用されたことによって生じた損害賠償金を請求する権利があるので、他の料理店は下手に動くことができません。</p>
<p>また使用する権利を失ってしまった料理店が、これまで通り自由に『田舎ずし』という名称を使うことができるようにするには、訴訟を起こして★★料理店の商標登録は商標がすでに普通名称化していた状態で行われたものであるということを裁判所に認めさせて★★料理店に与えられた商標権を無効にしてもらうしか解決方法はありません。</p>
<p>商標登録の有効性などをめぐって、最近ではこの種の商標問題が頻繁に起こっているようです。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>普通名称化の原因</title>
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    <published>2011-01-31T18:18:42Z</published>
    <updated>2011-02-13T05:19:39Z</updated>

    <summary>cause</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>そこで"普通名称化"というのは、どのようなことが原因となって起こるのでしょうか。</p>
<p>まず1つ目は、「その商標がすでに商標登録されているということを知らない」という場合です。</p>
<p>たとえば私たちは"エスカレーター"というのが、登録商標であるということは全く知らないで一般名称だと思って使っている人が殆どなのではないでしょうか。</p>
<p>"トランポリン"、"ゴールドカード"、"カッター"、"サインペン"、"サランラップ"、"サロンパス"、"クレパス"、"シーチキン"、"ジッパー"、"シャチハタ"、"タバスコ"、"セメダイン"、"デジカメ"、"パンスト"、"ビデオテープ"、"ファミコン"、"プラモデル"、"フリーダイヤル"、"ナイロン"、"アコーディオン"、"アリナミン"、"ウォシュレット"、"ゼロックス"、"タッパー"など、これらはすべて商標登録されているものなのですが、パッと見た時にこれらが普通名称なのか登録商標なのかわかりますか？</p>
<p>ここにあげただけでも、その殆どがどちらともとれそうなものばかりですよね。</p>
<p>そこで分かりにくいものの場合は、登録商標であることを言葉で付け加えたり"R（マルアール）"をつけたりして消費者にアピールする必要があります。</p>
<p>2つ目は、「新たな商品を言い表すのに、商標以外にその商品を特定する一般名称がない」という場合です。</p>
<p>たとえば、"トランポリン"にしても"サランラップ"にしても、"シャチハタ"にしても"タッパー"にしても、「その商品の一般名詞は？」と聞かれた場合すぐに答えることができそうにありませんし、時間をかけて考えても何て答えたらいいか悩んでしまいそうです。</p>
<p>3つ目は、「すでにある一般名詞が発音しにくい」という場合です。</p>
<p>この場合は、より語呂の良い発音しやすい語を見つけて商標の近くに表示しておく必要があります。</p>
<p>たとえば、よく例に挙げられる発音のしにくい言葉に"鎮痛剤"というのがありますが、これは"痛み止め"などとより発音しやすい言葉を見つけて商標の側に表示することで登録商標の普通名称化を避けることができると言われています。</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>普通名称化の防止</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.autosupportgroup.com/naming/boushi.html" />
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    <published>2011-01-31T17:35:30Z</published>
    <updated>2011-02-13T04:57:44Z</updated>

    <summary>boushi</summary>
    <author>
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        <category term="商品ネーミング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>このように商標の普通名称化を防ぐには、「商標登録さえ行っておけば大丈夫」という考えは禁物で、商標登録は商標という財産を守るための"最低限行わなければならない基本的な部分"であって、実際には広告などで商品名を表現する場合には商標の近くに一般名称をくっつけることによって商標の識別性を高めるなどといった工夫が出願する側には必要だと言われています。</p>
<p>一般の消費者に「商標登録されたものは、普通名称として使ってはいけない」などとその使用を力づくで禁止することは不可能なことですが、"企業名+商品名"、"一般名称+商品名"と表示することによってその企業以外のものは本物ではないと消費者が自然に思うようになったり、商品名がそのメーカー独自のものであるということまで伝えることができたりします。</p>
<p>たとえば漂白剤で有名な『ハイター』は、"花王"が商標登録をしていますが、"衣類の除菌・漂白剤"などという一般的な名称を、消費者の"漂白をするというイメージ"と"ハイターという商標"の間に位置させることによって、消費者の意識の中で"漂白"と"ハイター"とが直接結びついて普通名称化が起こりやすくなるのを和らげてくれます。</p>
<p>他にもアルファベットを使用した名称の場合は、大文字を使ったり、商標の側に"R（マルアール）"をつけてそれが商標登録済であることをアピールしたり、またテレビや新聞、雑誌などといったメディアも商標の普通名称化を加速する原因となることがあるので、自社の商標が一般名称であるかのように扱われているのを発見した場合にはすぐに中止するように申し出る必要があります。</p>
<p>本来なら他人が勝手に使うことのできない商標の"不本意な使われ方"を野放しにしておくことによって価値のある財産が、全く価値のない普通名称になってしまうようなことがないようにしなければなりません。</p>
<p>普通名称化を防ぐには、商標権を得た時点で登録者は「自分の財産は自分の手で守る」くらいの覚悟が必要ですが、本来の仕事に集中するためにはプロに委託して監視してもらうという手もあります。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>商標法について</title>
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    <id>tag:www.autosupportgroup.com,2011://1.2</id>

    <published>2011-01-31T16:00:14Z</published>
    <updated>2011-02-13T04:30:32Z</updated>

    <summary>about</summary>
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        <category term="商品ネーミング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.autosupportgroup.com/">
        <![CDATA[<p>アメリカやイギリス、オーストラリアなどの国々では"先使用主義"がとられていて、先に商標登録しても使用していない場合は、たとえ登録していなくても先に使用している方が保護されるしくみになっています。</p>
<p>一方日本は、"先願主義"といって特許庁において商標登録を先に行ったものが優先してその商標を使用することができ、これを侵害するものが現れた場合には、その使用を中止し商品を廃棄することを請求することができる権利があるというように、商標の先願者が法律によって保護されることになっています。</p>
<p>そして登録の有効期間は10年間で、10年毎に更新しさえすれば半永久的に商標権を維持することができます。</p>
<p>ところでこの"商標法"は、商標を保護してそれを使用する人の信用などを維持させることを手助けすることで混乱を防ぎ産業がより発展することを目的に1960年（昭和35年）に作られました。</p>
<p>そして商標（：トレードマークやブランド）の役割というのは、商品やサービスがその会社のものであるということを消費者などに示すためにあるもので、会社側はそれによって暗に品質やサービスを保証するということを表現し、消費者側はその商標によって「あの会社だったら品質もサービスも大丈夫」と安心して購入することができるというように、両者のバランスはうまい具合に保たれています。</p>
<p>けれども、たとえば「その商標は★★社のものである」という認識が消費者やその商品を扱う業者間で次第に薄らいで行き、普通名称と同じように扱われるようになってくるとたとえ商標権を得ていたとしても事実上無効となって法による保護も及ばなくなり財産としての価値が消失してしまうのです</p>
<p>商標登録を行えば商標権を半永久的に得ることができますが、商標法第26条には「多くの人々が日常的にその名前を使用することによって、他の社との識別性を失った商標については、商標登録そのものが無効になるわけではないが法の力では保護してあげることができない」とし、さらにこのように普通名称化が進んだ場合、その商標は誰が使用しても構わないという内容のことが記されています。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>商標の普通名称化（一般名称化）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.autosupportgroup.com/naming/ippan.html" />
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    <published>2011-01-31T15:55:36Z</published>
    <updated>2011-02-13T04:30:37Z</updated>

    <summary>ippan</summary>
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        <![CDATA[ <p>誰でも1度は飲んだことがあるのではないかと思いますが、スーパーのソフトドリンクコーナーに"ネクター"という商品があります。</p>
<p>そして、大規模な店にはメーカーの異なるこの"ネクター"という名称の商品がいくつか並んでいますが、この名前を聞くと私などいつも赤い缶においしそうな桃の絵が描かれている『不二家ネクター』を想像してしまうので、「不二家以外のネクターは偽物なのではないか......」と思ってしまいます。</p>
<p>けれども、ネクターの元祖は"森永"だというのを最近知って驚いています。</p>
<p>調べてみると"森永"のネクターは、1933年に果肉入りのジュースを販売していますが、これに改良を加えて果肉を45％にして高級感を出し、甘さもこれまでのジュースよりも一段とアップさせた『ピーチネクター』を1964年（昭和39年）に発売しています。</p>
<p>この商標登録は1960年にすでになされていて、現在販売されている"ネクター"を見ると分かりますが文字の横に、商法登録が行われていることを示す"R（マルアール）"のマークが入っています。</p>
<p>日本には、農林省の許可を得てできた"社団法人日本果汁協会"という機関があって、日本の果汁飲料業界を代表する団体として果汁飲料工業の発展や製品向上のための活動をしていますが、"ネクター"という商標の運用を"森永"はこの機関に任せているのだそうで、ここで"ネクター"としての一定の条件を満たしていると判断されれば、普通名称として堂々とその名前を使うことができるのです。</p>
<p>というわけで、現在"ネクター"という名前のついた商品は10社以上で販売されています。</p>
<p>そしてもっとも知名度の高いのが"不二家"と"森永"でしたが、"森永"は販売数においても常に"不二家"のネクターに押され気味ということもあってか、2003年には"ネクター"の製造を終了しています。</p>
<p>商品ネーミングの普通名称化にはさまざまな原因がありますが、いずれにしても商標権は存続するとはいうものの誰でも使用できるようになって商標としての機能がすっかり失われると、消費者を惹きつける力をもたなくなって財産的価値もなくなってしまいます。</p>]]>
        
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    <title>その他相互リンク</title>
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    <published>2011-01-31T15:20:24Z</published>
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        <![CDATA[<p>ネーミング　その他相互リンク一覧です。</p>
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    <title>ネーミング相互リンク</title>
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    <published>2011-01-31T15:17:18Z</published>
    <updated>2011-02-13T08:41:20Z</updated>

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        <![CDATA[<p>ネーミング　相互リンク一覧です。</p>]]>
        
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