商品ネーミングの普通名称化イメージ

商品ネーミング

普通名称化した商品ネーミング事例

普通名称化した商標は有名なものだけでもかなりの数になりますが、ここでは実際にその中のいくつかあげて見てみることにしましょう。

≪ひよ子≫......九州ではこの名前を聞くと誰もが、福岡市の老舗菓子メーカー『ひよ子』が販売しているひよ子の形をした『銘菓ひよ子』というかわいいおまんじゅうを思い浮かべます。

以前コマーシャルで「頭から食べようか、しっぽから食べようか」と迷うシーンがあったのですが、いざこのお菓子を手にして食べようとすると、そのかわいらしさから本当に誰もが「頭から食べようか、しっぽから食べようか」と迷ってしまうのです。

≪ひよ子≫はこの商品をすでに商標登録していたのですが、これに対して和菓子メーカーの"二階堂"が登録取り消しを求めて訴訟を起こしました。

そして最終的には「鳥の形をしたお菓子は、昔からよくあるありふれたものである」という理由で普通名称化が指摘され、『銘菓ひよ子』の商標登録は取り消されたのでした。

≪バンドエイド≫......『バンドエイド』と言えば"ジョンソンエンドジョンソン"の絆創膏につけられた商標登録済の商品名なのですが、けがをした時にはとっさに「バンドエイド!バンドエイド!」と声に出てしまうほど馴染みのある名称ですね。

本来なら"絆創膏"と言うべきところを私たちは、言い易いからかつい"バンドエイド"と言ってしまいますが、これによって普通名称化が進んでいくのですね。

また同じようなものに『カットバン』があり、これもよく使われていますが"祐徳薬品"の登録商標だということは殆ど誰も知らないのではないでしょうか。

≪ウォークマン≫......『ウォークマン』はソニーの登録商標ですが、このように小型のプレーヤーが登場したのはこの商品が初めてであったためにその印象は強く、一般名称で"ヘッドホンステレオ"と言うべき時でも、つい"ウォークマン"と言ってしまいますね。

これなど非常に普通名称化しやすい名称ですが、一旦普通名称化してしまうとメーカーは大きな損害を被ることが予想されます。

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商品ネーミングの普通名称化は、ネーミングについて解説しています。

商品ネーミングの普通名称化Pick!:商標問題について

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